漫画 このゆびとまれを読んでみて感じた魅力

葉武野ミミサネ（ブログネーム）の感想・評価

見た目の容姿に騙される愉快な（？）大人たちを虜にする様子が面白い

この子、中身こどもじゃないだろ、おっさんかなんかだろｗ いっそのこと異世界転生してきたおっさんと言われても腹落ちしちゃいますよっ！裏表の激しい子役キャラはすでに多くの手垢に塗れてそれだけだと弱い気はします。だけど、周りの一癖ある大人たちがまんまと手駒にされている様子は愉快。こどもらしい可愛げだけを期待したらあんまり楽しめないですね。

天使と悪魔くらいの落差に笑ってしまう顔芸。
負けた、負けましたっ。その後にくる展開がわかっていても笑ってしまいました。こどもらしい屈託のない笑顔はまさに天使。その影に潜める裏の顔も含めて表情豊かで、ツボにハマると笑っちゃいます。悪そうなしたり顔、本当好き。ひとつくらいは笑える顔があるかも。

コメディに振り切ってくれてもよかったんですけどね。
1巻を読んだときには腹黒子役に振り切りるのかと思えば、やっぱりちょっとほろっとするイイ話も混ぜてくるんですね。ここらへんはちょっと予定調和ですかね。楽しみ方を掴めてきたところにこどもらしい側面を見せられたからちょっと戸惑ってしまいました。